美容院開業コンサルティング
しっかりとした事業計画と集客戦略で3年を乗り切る
美容院業界につきましては、全国で毎年1万件以上開業していますが、年間の純増数は約3千件となっており、開廃の激しい業種です。実際、新規開業について見てみますと3年後の廃業率は80パーセントを超えており、こちらも厳しい数字が出ています。しかし、年間所得1000万円を超える方も珍しくなく、3年経過以降の廃業率はそれほど大きく変化していないので、新規にサロンオーナーとなる方は開業後3年をどう乗り切るかが非常に重要なテーマです。そのためには集客のためのマーケティング戦略をしっかりと持ち、そのマーケティング戦略を実行し続けるための資金を枯渇させないようにしなければなりません。開業して頑張ればなんとかなるだろう、今の職場で指名してくれているお客さんがついてきてくれるだろう、宣伝はブログと折り込み・雑誌でやれば大丈夫だろう、そうした希望的観測で大丈夫なのかどうか。頑張ろうと思っても、お客さんが来てくれなければ頑張りようがありませんし、辞める前にお客さんに挨拶できるとは限りません。できたとしても、
雑誌の掲載料はどれくらいかかるでしょうか。こんな感じで出せばいいやと思っていた掲載枠が、予想をはるかに超える金額であり、結局小さい枠で掲載しているところも数えきれないくらいあります。
しっかりとした経営戦略をたてるためには、
まずは今勤めているところがどのように利益をあげているのか、どこで儲けているのか分析してみることをお勧めします。カットを安くして呼び込み、カラーで稼いでいるところもあります。エステで稼いでいるところもあります。カットで勝負しているところ、ネイルと連携しているところなど、さまざまな収益モデルがあります。そして、収益源が把握できたら、その収益モデルの問題点も考えてみましょう。経営者にとって、複数の視点で物を考えることは重要です。
とにかく、3年生き残ってください。当事務所は、3年生き残るためのアドバイスを提供します。